プロフィール

体格

やせ型だが肉付きは良い方。身長はヒールでちょい盛り

血液型

AB型

髪

こげ茶。黒の地毛を脱色している

瞳

濃いめの碧

利き手

右利き

誕生日

12月中旬

一人称

アタシ

二人称

基本的には「ちゃん」「くん」「さん」付け。親しい人に限り呼び捨て

口調

明るくあっけからんとした喋り方

趣味

ネットサーフィン。動画視聴。観賞用サボテンの育成

好き

親友。仲間。後輩。久遠の撮る写真。流行りのネイル

嫌い

閉所。暗所。ジャンプスケア

概要

　UGNと契約中のメカニック。住み込みで働いているためエージェントとして扱われることが多いが、実際はUGNイリーガル。年上の人やIT知識の無い人たちからは「パソコンの人」「メカ博士」などと呼ばれていたりもする。
　元はFHによって製造された試験管ベイビー。特に優秀というわけでもない遺伝子の掛け合わせで生まれた、いわば「廉価版量産兵」のひとり。例に漏れず、彼女もUGNに敵対するいち戦闘員となるはずだったが、ある日、施設は突如壊滅。予備電源の温もりだけを頼りにコフィンの中で眠ろうとしていたところを、「織田久遠（PC①）」「宵街ヒバナ（NPC）」によって発見・保護される。
　保護されてからしばらくは、彼らの支部に居候しつつ人間らしい生き方を学んでいった。とりわけ自分に手を差し伸べてくれた久遠には強く懐いており、一時期はひな鳥のように付きまとうほどだった。交流（※実質ストーキング）を重ねる中で、「慎ましさ」の必要性を感じ、女性らしさを学ぶべくヒバナをはじめとした数多くの女性エージェントたちとの関係を築いていく。その知見すべてを吸収・統合し、結果として現在の「白ギャル」スタイルを会得するに至る。

性格

　外面は非常に明るくフレンドリー。ノイマンらしい理知的な振る舞いはあまり見られず、その場の感情に身を任せる「ノリ重視」のテンションで日々を生きている。
　彼女の内面は、周囲との調和を何よりも大切にする、超がつくほどの穏健派。社会勉強の中で人間関係のトラブルを多く見聞きし、時には当事者として経験もしたため（※何気ない一言がコミュニティ内で悪い噂として広まる、など）、軽快に見えるコミュニケーションの裏では内心ビクついていたりする。
　このような臆病な性格ゆえ、心を許したごく一部の身内に対しては人一倍甘えたがる一面もある。
　軽快に振舞っている様とは裏腹に、根はとても泣き虫。共感性が高く、とくに親しい人の苦しみに敏感。しかし、ヒバナを喪失したことで悲しみや苦しみの感情が「ありふれているもの」であることを知ったため、「脅威から守る」というより「苦しみに寄り添う」ことを大事に思っている。

能力

　情報収集とその伝達に長け「他者から力を借りる」ことを得意としている。教わったノウハウや、かけられた𠮟咤激励、果ては財産に至るまで――彼女の武器は常に他人の中にある。トバリ曰く、『世界は“｜特別《スペシャル》なこと”で溢れてるんだから、“借りる”方がずっとコスパいいでしょ』とのこと。
　戦闘時は飛行用ガジェット（スカイキッド）を駆使してのかく乱に徹する。これは装備者のレネゲイドをエネルギー源として効率的に消費し飛行を可能としている鋼鉄の翼。普段は背負っている鞄に収納されており、起動とともに展開される。
　特異な能力――などというものはない。レネゲイドコントロールも筆記でしか得点が取れない。シンドローム特有の基礎的な力をなんとか活かし、周囲の人から力を借り、身体にメスを入れ、入念に道具を準備して……そしてやっと、一流のエージェントたちと並び立っている。

作戦支援用デバイス対応OS《｜SOLFLARE《ソルフレア》》

　脳に搭載しているストレージ（データブレイン）内の情報を元に、ノイマンネットワークへ疑似的な人格をマウントするトバリ専用インプラントに実装されたOS。トバリが築いてきたコネクションの知見を効率よく得るために導入したもの。孤立した状況（オフライン）でもコネクションの活用ができるようトバリの脳単体でも稼働自体は可能。
　しかし、このOSの本領は高いハードウェア互換性と複数のマシンで稼働させることによる負荷分散能力。自分や知人の持つ電子機器にこのOSを搭載することにより、効率的な連携やノイマンネットワークにかかる大きな負担の軽減を可能としている。
　尚、開発者はトバリではない。元々使っていたUGN謹製のハード（データブレイン）に、トバリが見つけてきたこのOSを搭載したとのこと。一応オーバーホール込みの点検は済ませており、トバリ曰く「コードに悪意が感じられないのでノープロブレム」とのこと。どこから見つけてきたかと問われれば「ネトゲで知り合った海外の友達がタダでくれた」らしい。非常に怪しい。

†イリーガルモービル

　トバリが使用する作戦支援用デバイス対応OS『｜SOLFLARE《ソルフレア》』を搭載したヴィークル群。要請することで個人保有のセーフハウスから出動し、作戦を支援してくれる。高性能な電子機器を搭載しているため、火力支援が出来ずともトバリとオンライン接続可能な距離まで接近してくれるだけで負荷分散能力によりノイマンネットワークの性能向上へと繋がる。

遺産《黄金の海賊船》

　UGNとして活動を始めたばかりの頃に発見した、「所在不明の銀行口座」に紐づくキャッシュカードを所持・利用している。彼女だけが扱えるこの特殊なカードには、正体不明の莫大な金額が預けられており、いくら浪費しても使い切ることはない。発見当初、一度は持ち主を探したが、半年経っても手がかりは掴めず、現在は私物化している。

覚醒

　いつオーヴァードになったのか不明瞭。おそらくは例のキャッシュカードを拾ってから。それまではただの機械に強い普通の人だった。オーヴァードであることは、戦闘に巻き込まれたときにワーディング下の行動が出来たことで発覚した。それ以降は度々戦闘員としても活動するようになった。

コードネーム

　ブルーアワーとは、日没後あるいは日の出前、空が濃い青に染まる時間帯を指す言葉。非戦闘員時代、彼女の通常業務は夜間シフト過多であり、人が寝静まる時間に仕事を受け、人が起き出す時間に報告をするといったことが多かった。この出来事や彼女本人の名前などが影響してか「トバリといえば薄明時」といった印象が広まり、現在のコードネームに至る。

他キャラクターとの関係

織田 久遠

　すっかりとツーマンセルでの活動が板につき、何かと頼りきりになってきている。OtMH事件の時点でほぼほぼ互いの立ち位置、立ち回りといった部分が定まってきたためか、こと任務においては阿吽の呼吸で息を合わせられているといっても過言ではない。
　ヒバナがいたときの期間も含め滅茶苦茶やらせている時の彼が一番頼りになるという統計データが取れてきたので、ここ最近は過剰気味に仕事を振るようにしている。働かせ過ぎた分は後日きちんと補填（飯を奢るなど）して旅費の足しにしてもらうといった形をとることで事なきを得ているつもり。

宵街 ヒバナ

　彼女のいない日常が今や当たり前となり「ヒバナを忘れる瞬間」に違和感や罪悪感を抱かなくなってきた。ヒバナと交わした約束もまた今のトバリを形作る生き方の一つとなり、久遠の友であり、チルドレンたちの師であることで果たし続けている。久遠や支部の仲間と飲みに行く際、墓参りに行くときだけ思い出すが、この瞬間に限り泣き上戸となる。
　元々ヒバナとお揃いにしていたという理由で大事に使っていた二つのリボンだが、とある任務で実験体となっていた子供を助けた際に片方をあげてしまったため、一つだけとなっている。現在はリボンというより組紐のように手に巻いている。リボンを解いて以降「それが無くては生きていけない」といった感覚は無くなり、今では「大切な宝物達のひとつ」となっている。

五百旗頭 丙

「無限遠（むげんえん）」……決して交わらない平行線にも、ずぅーっと遠く、水平にも近い最果てで交わる点がある。ロジカルに考えてたどり着ける場所じゃなかったとしても、平行線が交わるその点を目指し、止まらないと決めた【五百旗頭 丙】はサイコーに頼りになる。彼女はそんな『タフなハートの持ち主』だなぁと感じている。

麻倉 仄＆日比谷 閃

　元から交流のあった仄に加え、ここ最近は閃もまとめて訓練などで面倒を見る機会が増えてきた。といっても彼らも思春期頃の子供にしては多くの修羅場を潜ってきた大人であるため、口では「厳しく行くよ」などと言いつつかなり甘やかしている。気が緩んでるなと感じたら緊張感を与え、気を貼り過ぎていると感じたら仕事をサボらせるといった次第。

毒島 暮人

　OtMH事件以降、カウンセリング以外でも病院に出入りしては彼の手伝いを申し出ることが増えていた。おかげで医療関係の知識が少し身についたわけだが、それによって『道具や資料に頼らず現場で身に着けた知識』の持つ強さを実感した。
　閃と仄の相手をすることが増えてきたことも影響してか、こういった「身についた知識」を人に教える事に対する憧憬が強まったようにも感じており、先日とうとう教員免許取得を目指そうと決心。
　決めてからの行動が早かったため、春には大学への入学が確定している。第一で目指している科目は中等学校相当の「保健体育」。通信制の大学を利用し工業系の専門資格も視野に入れて猛勉強中。

履歴

4話終了後成長

セッション履歴