アイディールの騎獣運用について

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はじめに

アイディールは通常時、NPC(フェロー)のように振る舞います。

冒険者技能を持っていない為、「発言する」以外の行動は基本的に能動的には行いません。後述する「▶竜化」を宣言しない限り、不利な効果や攻撃の対象にはなりません。GMから「真語魔法使いのメリア」としての行動を求められる場合はそれに準じた行動を行なっても良いものとします。

「フェロー」「ビカム・ドラゴン」「ライダー技能」に紐づくルールを参考にまとめています。NPCとして扱う部分が強力ですが、基本的にPL有利な裁定は無いと思う。

能力「▶竜化」について

1日2回まで竜へ変貌することが可能な能力として扱います。

実態としては、真語魔法のひとつ「ビカム・ドラゴン(Lv12)」を効果を限定して行使しています。 タイミングはアイディールの主動作で魔法行使判定は発生しません。幼体の竜「ドラゴンインファイト(ET.159頁)」へ変貌し、属性は「炎属性」が指定されます。

竜化の効果時間は1日であり、人→竜の変貌は1日2回までが限界(MPの都合)。 騎手による騎乗は通常のルール通り、移動後・補助動作によって行えます。騎獣が未行動であれば騎乗後に移動の宣言が可能です。

セッションの際は、戦闘開始前に「▶竜化」を宣言することで1R目からの騎乗戦闘が可能です。

詠唱「真、第十二階位の回帰。励起、同化、竜血、変容――竜身」

スポットルール:戦闘開始時点でアイディールが竜化していない場合

アイディールの「▶竜化」はフェローと同様の裁定で行われます。

アイディールは任意のPCが存在する位置に「▶竜化」を宣言した際に出現します。「▶竜化」を宣言したラウンドのアイディールに騎乗した場合、アイディールは行動済みであるため移動は行えず、騎獣の主動作も発生しません。

※戦闘開始の時点で「▶竜化」忘れてたらそれはもうただのガバです。なるべく忘れないよう気を付けます。

  1. 前衛エリアに任意のPCが移動した後「▶竜化」を宣言
  2. 前衛エリアへアイディール(ドラゴンインファイト)を配置。アイディールは行動済み
  3. 騎手となるPCが前衛へ移動後、補助動作で騎乗。騎手の主動作のみ行える
  4. 次のラウンドからは騎手・騎獣ともに行動可能

ステータス・回復について

ステータスは騎手のライダーLvに合わせたデータとなり、通常のドラゴンインファイト(レンタル)と同様に扱います。何かしらの理由でアイディールがダメージを受けていた場合はHPの減少値が「牙」の部位へ引き継がれます。

騎獣としてのHPが0となった場合、即座に気絶状態となり、生死判定に失敗した場合は死亡となります(死亡後、竜化解除)。蘇生・回復方法はPCと同様の方法で行うことができ、騎獣専用の回復手段は行えません。 死亡した状態でシナリオを終了した場合、穢れを1点上昇させ復活します。異変として「花の葉脈が赤黒く変色」します。

※GMの判断で高レベルの神官を登場させることができる場合はそれに準じた穢れの軽減が可能です。

不名誉点について

死亡を含む騎獣の状態によって騎手は「マギ・オース」から不名誉点を付与される場合があります。 詳細はルールブックⅢ105頁を参照してください。

依頼報酬について

財産は研究プロジェクト側で管理されており、シナリオ報酬などはデータ上受け取りません。 演出上受け取ることは可能ですが、それが騎手の報酬に上乗せされたりするようなことはされません。

経験点について

参加したシナリオに関しては騎手と同じ値の経験点を取得します。 全てソーサラー技能の学習に費やします。

関連項目

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