奈落送り(アビスウィーク)

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第2話「森と鋼と陰謀と」アリシアが参加していた年に二度行われる鼓咆学科の大規模な野外演習授業。(3話にてエレオノーラの参加についても描写されている)

実戦に近い形式での演習による練度向上と、生徒同士の親交を深める目的がある。開催されるのは6月下旬~7月上旬、1月下旬~2月上旬で、それぞれ2週間の行程を組む。

参加者はまず4年生以上の生徒を班長とした4人ずつの班に分けられ、武器や防具をフル装備した状態で、2週間分の食糧と野営用のキャンプ道具を含めた約30~40kgの背嚢を背負ったまま3日かけてコロロポッカの森の外にある演習場へと徒歩で移動する。 演習場に到着後は8日間かけて夜間も含めた模擬戦をひたすら行う本格的な演習がはじまる。この間、生徒たちは合計で24時間程しか睡眠時間を与えられない。 すべての演習が終了したら、6時間の睡眠の後、また徒歩で3日間かけてユーシズへと帰国する。

猛暑期と厳冬期に行われるこの合同野外演習は、通称“奈落送り(アビスウィーク)”と呼ばれている。 あまりにも過酷な内容の授業であるため、受講は選択式となっている。 各班の班長には一つずつ転移盤が渡され、班長の判断によって受講が不可能と判断された生徒は順次学園へ転移される。

受講した場合、授業を受けられた日数に応じて学費が一部免除される。 大抵の生徒は最初の1週間で脱落し、2週間の受講を終えることができた生徒は学科内でも一目置かれる存在となるため、意外にも参加する生徒は多い。

ストーリー[編集]

  • アリシアは初年度にして自身が脱落した地点を大きく超えた踏破度を達成したエレオノーラを高く評価しており、3話エピローグにてお互いに実力を認め合うことができた

関連項目[編集]