薬屋ホーキングス
グラスバジリスクのアリッテ率いる集団「ミュレックス傭兵団」のユーシズ西区支部。木造一軒家の事務所。 本来は看板に掲げている通り薬屋で実際に経営もしている。賃貸のオーナーは“七色のマナ”賦術学科6年生の商人クレア・ホーキングスで経営者は騎芸学科5年生のロト・ホーキングス。
ミュレックス傭兵団の誘致に関してはクレアからユーシズへ口添えがされており、一応合法的な滞在となっている。
メンバー
ロト・ホーキングス
「処方箋、確かに受け取りました。少々をお待ちください」
“七色のマナ”騎芸学科5年生に在籍する学生。数年前からこの薬屋を運営しており、ユーシズの神殿や医療施設とも連携している。ロト自身が必要な各種資格を取り揃えているため、顧客の容態を診察し医療行為や他施設への紹介状を書くといったことも出来る。
アスカ
「い、いらっしゃいませ! 店長は不在ですが、ご用件伺います!」
黒い薔薇を咲かせる不思議なメリアの女性。事務所には寝泊まりしており、ロトの診断結果次第では顧客に対して神聖魔法を行使することもある。
第11話「呪願の蔦」直後、結社との戦争を進めるべくユーシズ魔導公へ交渉に行ったアスカ。交渉後、彼女のユーシズ滞在に関して国から一任されてしまったアイザックが宛がったのがロトの経営している薬屋ホーキングスだったという経緯。
パパラチア
「薬を所望か? それとも、力を所望か?」
アリッテの使い魔の鷹(ファミリアⅡ・鳥)。アリッテとヴォイド・ロッドを繋ぐ連絡役。尊大ぶった口調で語りかけてくる(魔法文明語)。
第11話「呪願の蔦」で起きた事件を聴取したユーシズ魔導公は、関係プロジェクトを進めるアイザックへアリッテら傭兵団の誘致に関しての管理を一任した。アイザックはプロジェクト筆頭出資者のクレアに泣きつき、結果、彼女らミュレックス傭兵団がこの薬屋に事務所を併設する運びとなった。
なお、アリッテは公式グラスバジリスクのデータ(『BM』109頁)よりソーサラーの技能レベルが少し高くなっている為【ファミリアⅡ】の行使が可能となっている。